「対象を読み、文章にする」能力向上のための4つの切り口・11の力
①問題の対象となる文章・物事を、読む・観察する。
1. 文章構造と文意の理解/観察と分析をする力
2. その文や物事の背景を意識・把握し、テーマを見破る力
3. 対象から読み取れることを、ありのまま書き起こす力[メモの第1段階]
②書き手・作り手の意思、その文や物事の意味を批判的に理解しようとする。
4. 抽象化する力(図式化などもする)
5. 換言する力(自分の言葉で言い換えてみる)
6. “似ているけれど違うもの”を引き合いに出す力(比較)
③要約あるいは意見文作成のための目標設定。
7. 論理を展望する力
(途中の小さな問題を解決し、最終結論へ到達していくまでのプロセスを認識する)
8. ①②に関して、適宜修正し、自ら使いやすいようなメモに変える力[メモの第2段階]
④文章をまとめ、結論を示す。
9. 手法(作文の型)を選択する力
10. ③のメモに秩序を与え、目標に向かって具体的に展開する力
11. 結論の別の問題に対する応用可能性を常に意識し、引き出しにストックしていく力