■ High-Level class

当室は生涯の学習の基礎となる「読み」「書き」能力の形成・確立を目指す場所です。
また「論理的思考」「観察力」をはじめとする11の力を養う“考える技術の教室”として、いつでも、どこでも、だれにでも求められる普遍的価値を、こどもたちの中に育みます。

【High-Level class】>対象:小学6年生後半〜中学生
“書く”が“考える”をどれほど刺激するか、学べます。
まず、これから先のカリキュラムでは、自身で意見を組み立て、結論に説得力をもたせるための技術を習得していきます。それが、【論理】です。
また、これから大きく拓けてくる人生で、「考えても分からない」と考え方を考えてこなかったことを悔やんだり、それを学校で教われなかったことを嘆いたりすることのないよう、【14の柔思考】をマスターしてもらいます。
当クラスの修了をもって、“考える技術の教室”卒業生として、徒手空拳で世の中を渡れる思考力が身についたということができます。


[作文] High-Level classは、意見文と格闘するクラスである。その中で…

  • ◆論理的に書かれた文章の読み方、まとめ方
  • ◆論理的文章あるいは非論理的意見への反論の仕方
  • ◆論理的な文章の書き方
  • 以上を学ぶ。
[文章を書く前に考える] → [メモに起こす] → [まとめる] → [読み直す] …という一連の作業の中で、これまで以上に重要になるのが、“考える”こと。
AかBかという「二項対立の視点」と、先に挙げた「14の柔思考」とを会得してもらい、シンプルな基礎の上に柔軟で豊かな意見を構築していく訓練をする。
⇒頭がいいから論理思考を理解できるのではなく、論理思考を理解することで頭がいいように見えるのである。
⇒論理的に物事を考えることに慣れておくことで、学習効率も変わる。いい頭にしていくきっかけとも言える。

[読書] ―意見の引き出しを充実させるには、ネットよりも読書―

  • ◆物語中心から、意見文・説明文を軸にした読書へと移行する。
  • ◆授業で取り扱った内容に関連する書籍を読み、問題を眺める視野を広げ、掘り下げることを目指す。
  • ◆講師による選書からの自立を期待する時期でもある。興味の赴くまま図書を手に取り、自分の世界を広げてもらいたい。
 分からないことがあれば、ネットで調べる。それが当たり前の社会だが、インターネット上では「事象を伝えて問題提起」し文章が結ばれているだけの記事を見かけることが少なくない。あるいは、断片的な知識だけのものも。しかし、そういった情報にだけ触れていると、読み手も「知っているつもり」になって終わってしまうのである。それでは、何も考えておらず、何を知ったことにもならない。
 読むのに少しの根気と時間は要るが、あるテーマに関する知識を全体像として我々に見せてくれるのが本であり、論理を伴って体系的にストックされた知識は、作文授業でのアウトプットによって再構築され、自身の意見を充実させる素材に変わるのである。

[授業時間・お月謝]
・90分授業/週1回
・25,000円/月